Yammart
ヤマート

「いつ誰が作ったか分からないけれど温かみを感じる民芸品」のように

都内のビルの小さなスペースにミシン2台と革漉き機一台。これだけの必要最小限の機械と共にyammartはひとつひとつ革のバッグや小物をつくっています。型紙の一本の線、 革の厚みを調整する漉きの工程、ミシン目の間隔、糸の太さ、ミシン糸、シンプルな形でも様々な選択によって仕上がっているyammartのアイテムはその製造工程のひとつひとつがデザインだと考えています。それは年齢、装いを問わず永くつかっていただけるように。

「私自身、いつ誰が作ったか分からないけれど温かみを感じる民芸品に惹かれるので、そうした時間や人を特定されないもの作りを目指しています。」
そう語るデザイナーの山村さんは、デザインから制作まで、全ての工程をデザイナー自身が一人で手掛けます。そんなYammartのアイテムは、オリジナリティを主張する要素はできるだけ控えてデザインされているそう。